坂道の途中 空見上げて

本業乃木坂ファン副業サラリーマンのブログ

乃木坂MV_22ndシングル『帰り道は遠回りしたくなる』

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昨日は帰ってウォーキングしながらこの曲をずっと聴いて、そして時々MVを見た。
この曲に限ったことじゃないけど、時々、乃木坂の曲聴いてると涙が出る。
曲の中の彼女たちは「何か」と戦ってるように感じる時があって、その「何か」は人間としては特別ではないであろう彼女たちに襲いかかる尋常じゃないプレッシャーなのかなと思ったりする。
決して歌は上手くないと思うけど、だけど同じ何かを共有しているから、同じ方向を向いているから、みんながまとまって、とても大きな力を生むのかもしれない。
そしてそれが感動を呼ぶ。
歌は必ずしも上手くなければいけないわけじゃない。大切なフィーリングがあればそれだけでいい時もある。

基礎情報
作曲:
作詞:秋元康
監督:関和亮

この曲のタイトルを聞いて予想したのは、ミディアムテンポのややしっとりめの曲だったけど、イントロ後半からそこそこテンポ感を出してきて、予想を裏切られた。
でも、この曲、いい。

曲の構成の表現方法がいまいちよくわからないけど、3:01から大サビに向かうまでの流れが最高すぎる。

曲だけじゃない。

MVと歌詞と曲が三位一体になって、感情に訴えかけてくる。
秋元康の歌詞と、MVの白石麻衣といくちゃんの表情(真夏さんがお帰りって逆にいうのも)が、曲をもっともっといいものにしてる。
こういう音楽の聞き方って初めてかもしれない。音だけじゃなくて、映像だけじゃなくて、背景がある。
背景と音楽の組み合わせは、今までも経験してたけど、映像まで加わって曲を聴くことを意識したことないし、数ヶ月前の僕はアイドルなんかにそんな体験させられるとは思ってなかった。

3つをこんなにもリンクさせられるなんて、自然ではあり得ないはずだけど、乃木坂はそれをやってしまうんだ。
アイドルという枠は虚構のようなものだけど、その中で彼女たちは生きていて、だからこんなにも美しくて生々しくて、リアルな繋がりができるんだ。

彼女たちが七年間で作った歴史が、この曲をもっと輝かせる。もしかしたら、この曲もその歴史の上にできたのかもしれないし、そうではないかもしれない。でも、僕にとってはとても大切な曲になってしまったし、この曲を聴くたびに、このMVを見るたびに、この気持ちを思い出せるんじゃないかなって思う。

本当に乃木坂に会えてよかった。
西野七瀬に会えてよかった。

そんな一曲だった。
くそー。センチメンタルだぜ。

まいちゅんがカラオケの店員やってる姿思い出して、気分転換しなきゃ。

君と離れるのは悲しいけど
大事な別れだ
もっともっと広い世界
知らなきゃいけない
いつか(いつか) きっと(きっと)
違う道を選んだ意味
輝く未来のためと
互いに分かるだろう