レコード大賞_シンクロニシティ
やっとブログがかけた。
典型的な社畜を演じた年末で、仕事をする以外には、音楽しかする気が起きなかった。
結果的に、乃木坂の自分の中での順位が浮き彫りになったわけだけど、シンクロニシティのレコード大賞の受賞を聞いてブログを書きたくなった。
今後シングルレビューで書いていくつもりだけど、シンクロニシティはめちゃくちゃいい曲だから好きだ。昨日も意図せずずっと聞いていた。
この曲は、作曲やアレンジ、歌詞もいいところがいっぱいあって、まあ、それはおいおいなんだけど。
何よりMVが素晴らしいと思っている。
単純に体育館みたいなところで踊っているだけなんだけど、それがすごく美しい。
乃木坂のMVはストーリー仕立てになってたりして凝ったものが多いけど、これは(本当は生のパフォーマンスではできない映像だけど、)パフォーマンスにフォーカスしてて、この人たちのチームとしてのアートな側面がよく見える。
で、今回のレコ大。
批判はあれども、この人たちだって素晴らしいから受賞に値するよって言いたい。そもそも何を基準に選んでいるのかは知らないけど、歌は少し微妙でも、作曲、アレンジ、歌詞、パフォーマンス、MV、そのほかの付加価値。それらはそこらへんの表現者に決して負けていないと思うんだよ。
いろんなストーリーのもとでこの受賞が決まってたとしても、彼女たちの涙の意味を考えると、特別なタイミングがパフォーマンスを向上させることもあるし、僕らも気持ちを重ねるからより良くなってしまうよね。
こういう事をファンが言うと、その分、そうでない人には拒否反応が出るのではないかという危惧もあるけれど。
誰だってあるだろう。理由なんてわからないけど不意に気づいたら泣いてる事。
その時に顔を抑えた白石さんは妙にリアルだった。
今までレコ大なんてフォーカスしたことないけど、激しく消耗されて代謝されていくアイドルたちには、特に、タームごとの賞が大切だなって思った。
わかりやすい終わりがあるから、その分、美しいのだ。
おめでとう。乃木坂。レコード大賞だ!
こんなもの自体に大した価値はないと思うけど、そこで素晴らしいパフォーマンスをしたのなら、それが素晴らしい価値になると思うんだ。
最近、折に触れて白石麻衣の美しさや、それがあくまでテレビ仕様だとしても優しさというか人情のようなものを感じて、この人が好きだなって思うようになっている。
そしてこの写真はすごくカッコいい。
特別だなって思う。